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還暦後の人生を有意義に送るための5つの活動 その⑤: AARPに入会する



こんにちは、ココマスダです。

新年、早くも松の内が終わろうとしています。

皆さんは良いお正月を過ごされましたか?


昨年はこのブログを読んでくださってありがとうございました。

今年も頑張って書きますので、続けて読んでくださると嬉しいです。


さて、このシリーズの最後、「還暦後の人生を有意義に送るための活動」その⑤、「AARPに入会する」について書きますね。


AARPに入会することは、米国に住んでいる方、そして英語がわかる方のみの活動です。アメリカにはそんな団体があるのだな、ということで読んでください。


AARPは、元々はAmerican Association of Retired Persons (アメリカ退職者協会) の略だったのですけど、今はメンバーが退職していることを求めないどころか、シニアになっても仕事を続けることを奨励する団体となったので、1999年からは、一文字事を発音する、「エイ、エイ、アール、ピー」という名前に変わったそうです。それでも、メンバーになる資格は50歳以上。


*AAA /American Automobile Association (アメリカ自動車協会)と混同する人もいるようですが、それとは全く別の団体です。


アメリカに住んでいると、50歳をすぎたら AARPに入会する催促の郵便が頻繁に送られてきて、最近は50歳ってまだ若いですから、「自分がシニアなんて迷惑だよ〜」とうんざりし、無視する方も多いようです。


私も10年間そう思っていたのですけど、還暦を前にして初めてウェブサイトを見てみたところ、ためになる情報が満載だし、なんだか利益がありそうだ、と感じました。何しろ年会費が初年が12ドル、2年目からは16ドルと安い!ので入会してみることに。夫婦で加入すると一人分だけの年会費で済みます。


入会してから4年目になりますがオススメです!


私は自分の歳を嫌がらず、シニアになることを誇りに思って楽しんでいるので合うのかもしれません。アメリカは日本に比べると大人の国です。シニアが人生を楽しんでもおかしくないどころか、それを奨励する国なので、こういう団体が成り立つのでしょうね。


AARPは多くの取り組みを通じて、州や国レベルでのロビー活動の成果を含む年老いたアメリカ人に影響を与える問題に立ち向かっていますし、AARP財団はAARPの提携の慈善活動であって、年輩者の貧困問題への意識を高める活動をしています。


でも、そんな高尚なことはおいといて、団体から毎月送られてくる雑誌と新聞には、シニア向けの情報が満載です。毎月シニアのセレブ(50歳以上)が表紙に起用され、そのインタビューを読むのも楽しいし。62歳の自分にはまだ早すぎる情報であっても、前知識として知っておくのはためになります。経済的な情報は一般的すぎるので私にはあまりためにはならないのですが、翻訳者として、語彙の勉強だと思って目を通します。


AARPのウェブサイトもスマホ用アプリも使いやすいです。


2020年に車を買った時には、AARPによる「シニア向けの安全運転コース」をオンラインで受講し、とてもためになりました。


AARPには 「Staying Sharp」という脳トレプログラムもあり、オンラインで脳の年齢をテストした上で、脳が衰えないようなゲームが出来ます。これは連れ合いと一緒にやります。


そして、薬局のWalgreenやCVSを始め、色々なディスカウントが利用できますから、会員費の16ドルなんてすぐ取り戻せます。何度かレンタカーを借りた時にもそのディスカウントを使いました。


コロナ禍以前には、「大人のための映画」というタイトルの映画鑑賞会が開催され、まだ映画館で放映されていない映画がマンハッタンの映画館で見られました。無料です!これはストリーミングで続いていて、私はApple TVを使って、テレビ画面で鑑賞しています。


そして、コロナ禍中の運動も促してくれて、ビデオに合わせて運動も出来ます。

今月と来月は「エイジレス・ダンサー」という4回のシリーズで、様々なダンスをバーチャルで体験できます。

1回目は社交ダンス! クラスに出ることを嫌がっていた連れ合いを一緒に参加させようと思います。私は社交ダンスが大好きで、空手を始める前に、社交ダンスにしようか、空手にしようか迷ったぐらい。元夫とはクラスを取ったのですけど、肥満だった彼がどうしても上のレベルに上がれずお手上げ。

2回目はブロードウェイダンス、

3回目がジャズで、

4回目はバレエ。

バレエは子供の頃、ジャズは20代でクラスを取っていたのでもう久しぶり!


AARPは今は退職者を対象としていないので、シニアで働き続けたい人のために、履歴書の見直しや就職活動、テクノロジーへのサポートもあります。


結局、利用したいだけ利用できる団体です。私が実際に引退していたらもっと利用しているだろうな、と思います。


そうそう、AARPは生命保険や健康保険の会社と提供して保険への入会を促していますが、それ自体には色々と苦情もあるようですから利用していません。何の保険でも、しっかり検討して入会するか決めることが大切です。同じくメンバーの連れ合いは、AARPを通して、Medicare (メディケア)がカバーしないことに対処する、補足健康保険にだけ加入しているそうです。


日本は高齢者社会。こんな団体があるべきだと思うのですけど。情報収集には積極的でい続けて、社会との繋がりを断たない、ということは大切ですよね。


そうそう、先日、マンハッタンの日系団体のJASSEのお願いされて、シニア向けのスマホとタブレット講習とやらをやらせていただくことになりました。はっきり決まったらお知らせしますが、還暦を過ぎても、テクノロジーには出来るだけ乗り遅れないようにしていくことがこれからは大切ですよ。


このブログでシニア向けの投稿をしても、60歳を過ぎた読者は何人ぐらいいのだろうと疑問に思っていますから、これからは積極的にシニアへのサポートをしていきたいです。


5回のシリーズ、お付き合いありがとうございました。少しは皆様のためになったでしょうか? コメントをいただけると嬉しいです。よろしかったらハートのポチ、をお願いします。書く励みになるので。これは匿名なのでご心配なく。

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この「還暦後の人生を有意義に送るための5つの活動」シリーズの以前の投稿を読んでいない方は、以下のリンクからどうぞ。





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