還暦後の人生を有意義に送るための5つの活動 その④: キャリアの方向性を定める


ココマスダが船の舵を取っている写真
数年前の写真ですが、近所に停泊している古い観光ボートの舵を取っているふりをしているところ

こんにちは、ココマスダです。


のろのろと進んでいるこのシリーズ、「還暦後の人生を有意義に送るための活動」その④、「キャリアの方向性を定める」について書きます。それは、ライフスタイルを定める、ということでもあります。


ひと昔だったら、還暦後に「キャリアの方向性を定める」はないでしょ〜、ですが、80歳以上まで生きるのは当たり前、多くの人が100歳まで生きるようになった時代ですからね、老後を楽しむには資金が必要ですから働き続けなくてはなりません。もちろん年金は貰えますが。


私は米国市民ではなく、未だに永住権保持者(グリーンカード)ですが、米国の年金(ソーシャルセキュリティ)のための税金はずっと納めてきたので、市民と同様に受領できます。もし今後日本に完全帰国してしまっても受領可能です。


定年時期は生年月日によって多少前後し、私の場合は66歳10ヶ月。すでに年金の受領は可能なのですけど、定年時期よりも早くに受領し始めると、額が少ないだけではなく、一定額より収入が多いとその額が年金から差し引かれるというペナルティがあるので、定年時期まで受領しないつもりです。更に70歳まで待つと受領額が増えるので(今の段階で月に580ドルも!)待つかどうか、は定年時期が来たら考えることにしています。


そして、私の場合、趣味を仕事にしてきたので、健康な限り引退するつもりはありません。


「生涯現役」のお手本にできる女性の先輩はパッと頭に浮かぶだけでも沢山いるので指針になります。

日本女性では、最近とうとう亡くなってしまった瀬戸内寂聴さん、

同じく今年、107歳で亡くなった(それは、先ほどお年を検索して知ったのですが!)書家の篠田桃紅さん、

98歳にしてベストセラーを書いていらっしゃる佐藤愛子さん、

いつまでも女であることと、好奇心とユーモアのセンスを忘れないデビ夫人(あんな美人で裕福な方をお手本にするか〜?!苦笑)、

イラストレーターとして、そしてビジネス経営で活躍を続けている大橋歩さんなど。

そうそう、数年前にお会いする機会があった「箔一」の浅野邦子社長も、カッコいい!と圧倒された先輩です。


そして東京ミッドタウンにお店を構える「Style Meets People」の女将の松浦麻沙子さん! 彼女は、ご主人の松浦隆展氏と共に、昔は私の日本でのエージェント、クライアントでもあり友人です。麻沙子さんと私は、ほぼテレパシーでツーカーの仲。彼女の仕事への姿勢、仕事がめちゃくちゃ出来るのに周りの人を立てる奥ゆかさ、いつもにこやかなで、何事にも感謝を忘れない人間性。も〜、一緒に仕事ができるだけでありがたいです。麻沙子さ〜ん、これからもよろしくお願いしま〜す。


さて、生涯現役で生きるとしても、60歳を過ぎたら働き方を変えたい、と思い、58歳でCoCollaborationsというビジネスを設立しました。正社員は雇わず、私が「コラボレーター」と呼ぶフリーランサーたちと協力して、クリエーティブ・サービスとビジネス・サービスを提供するブティック・エージェンシーです。「ランサーズ(Lancers)」等のフリーランサー斡旋サービスや通常のエージェンシーと違うのは、常にココマスダ自身が責任を持って仕事を確認して納品すること。いずれ、任せられる人が現れたらいいな、とは思っているのですけれど。


2013年に父が急死して、東京ベースの、日本在住のフィリピン人相手の宅配と送金の会社を継ぎ、2年半後にその会社の売却に成功するまで、ニューヨークと東京を行き来して経営し、マニラとシドニーに関係会社があったので出張もして、その経験がCoCollaborationを設立する土台となり、ノートパソコン(MacBookです)ひとつあれば仕事ができるようになりました。以前は本業だったイラストも、まだレギュラーのコラムの仕事があるのですが、どこにいても描けます。コロナ禍で広まったリモートワークには一足先に慣れていた訳です。将来、世界中を旅行しながら仕事が続けられないか、ということも考えて、ノーマッドとして生活をしている人たちに憧れたりしながら、住居とライフスタイルの調整を続けてきました。このブログを書いているのは、ライターとして、コラムを描いたり、本を書いたりすることの基盤を作るため。


そうそう、私は文章を書くことが大好きなのですが、英語で書くか、日本語で書くか、にはいつも迷っています。スラスラと自分の気持ちが書けるのは英語で、日本語で書くときは検索しながら書いていて時間がかかるのですけど、日本語は奥が深いので楽しいです。


さて、日米共に少しずつクライアントも増えて、2019年には15人のコラボレーターと仕事をすることができたのですが、会社設立後2年ちょっとでコロナ禍となり、日本関係の仕事がほぼ急停止。還暦は過ぎていましたが、再びビジネスの方向性について考えさせられることになりました。すでに疑問となっていた課題もあったし、今年は田舎への半移住も試みて、それにかなりの時間を費やしていたのでいい機会だったのかもしれません。人生で初めて、ちょっとペースを落として、生活を楽しみながら仕事をしている感じです。これがこれからの仕事の仕方かな、と。


私は、ホリエモンさんの『多動力』という本を読んで、自分のキャリアは間違っていなかった、と救われた思いをして、その言葉をブログのプロフィールでも使わせていただいているのですけど、色々やるにも限りはあります。常にアンテナを貼り、勉強をしてスキルを磨くようにしていますが、全てが中途半端で器用貧乏にならないように気をつけています。


例えば、私はWebサイトのデザインはしますが、WIXというサイトビルダーを使う場合のみ仕事をします。プログラミングが必要な場合は人に頼みます。勉強は大好きなので、プログラミングを学ぶかはかなり迷ったのですけど辞めました。その代わり、WIXのエクスパートになるべく、WIXパートナーになりました。

そして、翻訳はこなしますが、通訳は得意分野でない限り、これからはお断りすることにしました。翻訳より通訳の方がずっと儲かるのですけど、この年だとやはり脳がついていかないので。


これからは、自分が受ける仕事は選んでいきたいと思っています。それは「私にしか出来ないことをする」ということです。儲けるよりも、やって楽しいか、人のためになれるか、を大事にしていきたいです。「他のコラボレーターが出来ることは任せる」ことを徹底して、経営者として成長していきたいです。


その上で、CoCollaborations とは別に、以前は本業であったイラストや絵画、そしてエッセイを書くこと、それこそ自分しかできないことに費やす時間を増やしていきたいと思っています。田舎に半移住してから、自然に触れ合う毎日で、動物や植物を描きたい要望がフツフツと沸き立ってきています。どういう方向でイラストを続けていくか、はまだ思案中。


それと、連れ合いのスティーブと一緒に出来るプロジェクトも何かやりたいです。これまでも、CoCollaborations として、写真家とライターとして組んで、ガイドブックの仕事やグラフィックデザインの仕事をしてきたのですが、もっとブランド的に何かできないかな、と思案中です。名前は決まっているのですけど、まだ内緒! 


ということで、コロナ禍という前代未聞の経験をしてからは、キャリアの方向性をしっかり定めるなんて無理、が結論。柔軟性を持って、好奇心を失わず、楽しく仕事をしていくしかない!かな。


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この「還暦後の人生を有意義に送るための5つの活動」シリーズの他の投稿を読んでいない方は、以下のリンクからどうぞ。


① 終活作業 - 断捨離をし、情報を整理して、いつ死んでも娘が困らないようにする。


② 残りの人生を共に過ごせる連れ合いを見つける。

③ 外見を整えて、魅力的なシニアでいられるようにする。


④ キャリアの方向性を定める。(この投稿)


⑤ AARPに入会する。






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