コロナ禍で、中古車市場は超ホットで早い者勝ち。


ボーイフレンドを助手席に載せて満足そうな娘。真のフェミニストです。



こんにちは。ニューヨークのココマスダ です。


昨日、マイカー購入のリサーチについてお話ししましたが、今日は、実際の購入について書きます。マイカー購入を検討されている方の参考になれば幸いです。


今回のマイカー購入ですが、私は高級車ではなく「現在の自分の身の丈にあった、でも自分らしい」車が欲しく、娘にも断固とした主張があるので、ネット検索だけで悩みに悩んだ結果、最終的にホンダとフォルクスワーゲンの2メーカーのコンパクトSUVに絞り、試乗のために両方のディーラーに行くことにしました。この段階では、新車にするか中古車にするかは決めていませんでした。


一旦日本車とアメ車はアウトにしたのですが、私はもう一度ホンダのCRーVを候補に入れました。ホンダのSUVは HRーVとCRーVの両方が Zipcar の選択にあるので両方借りてみたのですが、違いは歴然。 HRーVは車内が安っぽく感じたし、エンジン云々には詳しくない私でもパワーが足りないと感じました。CRーVは、実用性から考えたら十分に合格だし、コンパクトSUVの中では一番評価が高いのが安心。


日本車だったらトヨタか日産、と思って育った偏見もそろそろ終わりにしないとなぁ〜、と思ったのもホンダを検討した理由。


私が子供の頃、日産は父の会社の1番のお得意様だったので、日産の本社の横を通ると「頭を下げなさい」と言われたのを覚えています。でも父は外車(輸入車)が好きだったので、母に日産の車を与えて、日産のクライアントと会う時はそちらを借りていたようです。私が結婚した時に買ってくれたのも日産のマキシマ。私が次に自分で買ったのも日産のパスファインダー。トヨタのSUVにしようか随分悩みましたけど、叩き込まれた忠誠心があったというか。


実家には一台分の駐車スペースしかなく、父がそこを使い、母は近所の駐車場スペースを借りていました。


私は金利を払うのも毎月の固定費が多いのも嫌いなので、今回の購入は老後貯金を下ろして現金で買うつもりでいたのですが、現在は自動車ローンの金利が低く、ローンを組んで貯金は投資していた方がずっと得だと判断しました。でも、61歳で安定した収入がないのにローンは下りないだろうなぁ〜、と思ったのですが、2つの銀行から簡単に Pre-approval letter をもらうことができました。これは、「この人が車を買ったら、当行でローンが組めます。」という証明書です。カーディーラーもローンを提供しているので、それを持っていくと交渉の手段となるし、買う車を決めてからの手続きが早いので、用意した方が良いです。


現在自動車ローンの金利が一番低いのは Bank of America。私が申し込んだ時には、新車のローンの金利が 2.99%で、中古車ローンが3.59%だったのですが、今調べたらさらに低く、新車のローンの金利が 2.69%で、中古車ローンが2.99%になりましたよ! 


自動車ローンを組むにしても、毎月の支払いが幾らになるのかを知るのは大事。私は毎月の支払いを400ドル以下に押さえたかったので、1万ドルは現金で前払いすることに決めました。


ホンダのディーラーはマンハッタンにはなく、私が行ったのはニュージャージー州のディーラー。理由は、コロナ禍キャンペーンで金利0%!の自動車ローンを提供していたから。これは非常に美味しいオファーですから検討しない手はありません。現在、色々なコロナ禍キャンペーンが見つかります。


それも、ニューヨークとニュージャージー州を繋ぐパストレインとNJ州の電車と市内バスを乗り継いで!コロナ禍で公共交通機関を使用すること、特にバスにはちょっと抵抗があってZipcarを借りようかと思いましたが、もうマンハッタンの地下鉄には2回乗っていたし60ドルもかかるので、休暇でもないのにちょっと馬鹿らしいな、と思って思い切りました。その日は娘はオンライン授業があり、彼氏がついて行ってくれました。


そのディーラーは辺鄙な工場街にあり、雰囲気もいわゆる郊外のカーディーラー。郊外のカーディーラーの良い点は、敷地が広いので全ての車が見渡せること。


ホンダのSUVに私が引かれた点は、シフトレバーがセンターコンソールではなくちょっと上の前面部分にあり、センターコンソールは全て収納スペースになっていること。これは Zipcar で ホンダのSUVを借りて遠出をした時に非常に便利でした。このデザインは本当に感心だし、どうして他のメーカーが真似しないのか、と思うぐらいです。CV-Rの性能は証明されているし、乗り心地は最高だし賢い選択なのだろうけど、ピカピカの新車でもやっぱりデザインがイマイチ、、、。デザインを妥協して3万ドルを出す気にはなれないなぁ〜、と実感してしまいました。デザインにこだわる性格だと選択は非常に限られます。そして、事前に電話で確認したにも関わらず、車体が白でサンルーフがあるモデルが売り切れていたので、ディーラーを去るのは楽でした。


ちなみに、リサーチでわかっていた通り、2019年モデルのCV-Rは新車とほとんど値段が違いませんでした。これは凄いですね。新車より高い2019年モデルもありました。


また1時間ほどかけてマンハッタンに戻り、フォルクスワーゲンのディーラーに行くと、店内に入った途端になんという違い! うわぁ〜、素敵! ホンダのディーラーとは雰囲気が全然違います。


絶対にフォルクスワーゲンの車が欲しい!


アップル社と同じく、ブランドロイヤルティを促す会社だな、と思いました。フォルクスワーゲンは私の身の丈にあったメーカーだ、と実感して、それはほぼ恋に落ちるのに近い感覚。私が昔アップル製品に対して感じていた感覚。フォルクスワーゲンは、電気自動車の開発も進めていて、テスラに対抗するモデルを発表したばかり。サステナブルな家を建てられたら、フォルクスワーゲンの電気自動車を買おう!と、夢も膨らみました。


と言う訳でメーカーはフォルクスワーゲンに決めたのですが、ここからがまた長かったのですよ。


その日は新車と中古車の両方を見せてもらったのですが、私が気に入ったのはやっぱり去年の残りのワゴン車と、新車のティグアンではなくて、ひとまわり小さい2017年のモデル。ティグアンは、2018年からサイズがひとまわり大きくなったのです。

左が2018年以降のモデルで 車体は479cmの長さ、右の2017年モデルに比べると 27cm 長いそうです。この違い、実際に見るとかなり大きいです。


マンハッタン市内で路上駐車することを考えたら小さい方が良い。それに、私は大きなSUVには魅力を感じません。2018年モデルでもまだコンパクトSUVなのですけどね。


もうひとつ、ティグアンは2020年モデルからダッシュボードのインパネが全てデジタルになり、これも私は好きではありません。Apple Watch やデジタル時計より、普通の時計が好きなのと同じ。時計のように針がついている計器の方がずっと見やすいと思うので新車はアウト。2017~2019のモデルだとインパネの真ん中の表示と、インフォテインメント・システムのスクリーンはもちろんデジタルです。

驚いた事に娘が私のこのこだわりに共感してくれたしティグアンもオッケーと言うので万々歳で中古の

ティグアンを買うことに決定!でも、2017年の小さめモデルではなくて、2018年以降のモデルが良いと言い張りました。どうして小さい車の方が良いのかわからない!とほとんど怒ってましたよ。


値段の違いで説き伏せようと思ったのですが、それなら、と、私がマンハッタンで見せてもらった2017年モデルより安い、ニュージャージー州で買える2018年以降の、それもフォルクスワーゲン社の認定済みの中古車を何台も見つけて、どんどんiMessageで送ってきました。マンハッタンのディーラーの値段は高い、私の条件を全て満たす2018年モデルが市場に出ている、という事を私に証明したのです。


ついでに、本当は自分が欲しい、私の予算内のBMWやベンツの中古も見つけて交渉を続けました。すごい執念! 

「高級車は今は持ちたくないって言ったでしょ!」と言うと、

「ママ、今は高級車は持ちたくない、って自分が何歳だと思っているの? 何歳になったら高級車に乗るの?その前に死んじゃうよ。」


ぐは〜!シビアな意見! 


「あなた、最初はカーディーラーになったら? カーディーラーで成功できたら何でも売れるっていうわよ。」と言ってしまいました。


そして、私のようにケチって電車なんかで回らなくて良いように、Zipcarも借りなくても良いように、元夫の車を借りてくれました。私は彼には頼まないことは知っているので。す、すごい! 

できる若い部下をゲットした感覚でした! 正直言って、シニアの彼氏よりずっと頼りになります。

なので、車のサイズは妥協して説得されてあげる事にしました。


でも、私たちが知らなかったのは、コロナ禍で、中古車の市場はニューヨーク市郊外や田舎の不動産市場と同じように超ホットで競争が激しい、という事。


良い中古車は、ネットに載った途端にどんどん売れていってしまうのです!

検索すると沢山の記事が見つかります。

Thinking about buying a used car amid coronavirus? You’re not alone.

(コロナ禍で中古車を買おうと思ってますか?あなただけではないのです。)

とか。


電話で試乗の予約を取ろうとすると、「その車はもう売れてしまいました。」と幾つものディーラーに言われました。

そして最初に行ったディーラーでは、予約を取ったにも関わらず、セールスマンと話している間に、隣のテーブルで他のセールスマンと話していたカップルに、私たちが欲しかった車を買われてしまいました! 冗談のような本当の話です。ここは魚屋か!


娘はすかさず同じ条件の他のディーラーにある車を見つけたのですが、電話をかけると、「今、他のお客様が試乗してます。」ということ。あ〜、又か、とガッカリして帰途についたのですが、しばらくして「娘さんがインテリアの色が気にいらないと言って買われなかったのでまだありますよ。」と電話があって即 Uターン!

娘に振り回されている親は他にもいるのだな、と笑ってしまいましたよ。結局、マンハッタンから2時間ほどの、フィラデルフィアに近い、ハミルトンという町にあるそのディーラーについたのは閉店近く。


でも買えました! 2018年モデルの中古車ですが、リース車だった車で、走行距離はたったの23,000マイル、新品同様に見える車です。自動車ローンは、私が持っていったバンク・オブ・アメリカからもらっていたローン証明書 の中古車用の3.65%より低い、ディーラーを通したフォルクスワーゲンからのローンの2.99%、を承諾して契約しました。5年ローンで毎月の支払いが340.40ドル。


ただ、後で気がついたのは、ここでバンク・オブ・アメリカと交渉し直したらもっと低い金利を提供してくれたかも、ということ。交渉力は元夫から随分学んだけどまだまだです。過ぎたことは後悔しても仕方がないので、あなたは是非やってみてください。


車が買えて大喜びしたのは私より娘。その喜び方を見て、彼女が気にいる車を買ってあげて本当に良かった、と思いました。心から感謝もしてくれたし、「私が頑張ってバイトして車の経費はサポートするから。」と言ってくれました。そう言ってくれるのは嬉しいです。


車を受け取けに行ったのは数日後。今度は娘のボーイフレンドも一緒に3人で、電車でハミルトンまで行きました。全員がマイカーに乗って帰ってこられるように。駅からディーラーまではカーサービスを利用しました。郊外では UberとLyft を使い分けています。


車体の長さが気に入らず、引っかかるものがあったのですが、帰り道に高速の休憩所の駐車場に停めると、私のティグアン が小さく見えたのですよ。他のSUVがいかに大きいかって事!そうか〜、娘にとっては、大きくなったティグアンでも小さいのか〜、と納得。


マンハッタンについてから、彼らはオンライン授業があったので帰宅。私が路上駐車を試みましたが、トライベッカとお隣のヴィレッジでほぼ2時間頑張っても駐車スポットは見つからず、1日目にして路上駐車は諦めて、ピア40 の駐車場に行って月極契約をしました。


ここです。

ダウンタウン側から見える "I WANT TO THANK YOU" とある巨大な文字は、スティーブ "Espo" パワーズという作家のアウトドア・アートだそうです。エイズの患者支援のキャンペーンの一貫で制作されたらしいです。カッコいいですよね。ご覧のように巨大な駐車場なので、出口の近くに停めないと延々と歩く事になります。


ピア40では日中の時間貸しや夜間のみのパーキングも出来るので、他州や郊外からマンハッタンに出てきた際に利用するのにも便利ですよ。


30代で初めてマイカーを持った時には人生が変わり、「どうしてもっと早く車を持たなかったのか!」と後悔しましたが、今回もマイカーを持ったことが良い結果になるといいな。

予想通り、娘の方が毎日のように車を利用していて幸せそうです。

良かった!

 

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