コロナ感染がとうとううちにも来たか?!体験記




こんにちは。ニューヨークのココマスダ です。


実は、この夏の居候、6月の初めからずっとうちに滞在している娘のボーイフレンドであり幼なじみのクエンティンの具合が悪くなり、コロナに感染したかもしれない、ということでその日のうちにPCR検査を受け、その結果が届いた今朝までの12日間、3人で自主隔離をしていました。


6日前に、「コロナ禍の生活に疲れてきた」「自然が恋しい」と書きましたが、そういう状況だったのです。


私に感染しないように若いふたりはひと部屋に隔離して、バスルームに行く時も含め、部屋から出る時には

必ずマスクをしてもらい、キッチンとリビングルームに来る事は辞めてもらいました。うちにはバスルームがひとつしかないので、使う度に消毒するのは大変でした。


結果から先に書きますと、PCR検査の結果は幸か不幸か陰性でした!

コロナではない可能性はあったので、結果が出るまでこの事は公にはしませんでしたが、予定していた外出の約束は全てキャンセルしたし、最近会った人には状況をお知らせして、検査を受けるように促しました。


陰性であった事は良かったし、今日からまた自由な身になれたのは非常に嬉しいのですが、

「検査の結果が出るのにこんなに時間がかかるのは困る〜。」という気持ちです。

だって、クエンティンはコロナ感染の症状である、下痢、倦怠感、発熱、息切れ、体の痛みなどの症状を発生し、彼自身も一緒にいた娘も、「絶対にコロナ!」と確信していたのですから。私もそのつもりで行動しました。


(娘とクエンティンの関係と、彼がどうしてうちにいるか、は ニューヨークも私の生活も刻々と変化しています。』という題名の投稿に書いたので、興味がある方は読んでください。)


日本国内ではPCR検査を受けたくてもなかなか受けられないようですから、5月の末から、誰でも簡単にPCR検査、そして抗体検査(血液検査)も受けられるようになったニューヨーク市の現状はありがたいことです。でも、7月4日の独立記念日を境に、検査を受ける人の数が急増して、検査結果が出るのに14日以上待たされる事が多くなったそう。2週間って、基本的な自主隔離の期間です。それじゃ検査する意味がないじゃないですか! 韓国ではその場で、もしくは翌日までに検査結果がもらえる、というのに、どうして韓国で可能な事が米国では(日本でも!)出来ないのか不可解です。


秋冬になってインフルエンザが流行り始めたらどうなるのでしょうね。皆自分の症状を、コロナではないかと疑って検査を受けに殺到するでしょうね。娘も風邪をひくといつも咳がひどいですし。(注:これを書いた後、コロナウイルスと、インフルエンザ (AとBタイプ)のウイルスの検査がひとつになった検査方法が開発されている、というCDCの記事を読みました。それは良いですね!)


12日間、クエンティンが、そして娘もコロナ患者であることを前提に対応しました。これから同じような経験をする方々もいると思うので、参考のために体験記を綴りますね。


事の始まりは、二人いっぺんのひどい下痢です。胃の痛みも訴えました。これは、前の晩に元夫と食事をした時食べたものにあたったのでしょう。(私たちが大好きなイエメン料理屋)そして倦怠感。その日はふたりとも疲れ切って寝ていました。でも、夕方になって、クエンティンだけ、近所のクリニック(Citi MD)でPCR検査を受けてきました。結果は7,8日以上かかる、と。ええ〜、最悪!


彼はその晩に発熱し、熱は37.9度まで上がったので、「コロナがとうとううちにも来たか!」と思いました。娘は胃の痛みと倦怠感だけ訴えましたが熱はなし。翌朝は彼の熱は多少下がりましたが、体も胸も痛くてたまらない、と言うこと。


彼の症状が一番悪化したのはその晩です。ふたりとの会話は、私への感染を避けるためにほとんどスマホを通してしていたのですが、また熱が上がり、「泣きそうに痛がってて可哀想!」という娘の報告。CDC (アメリカ疾病予防管理センター)のサイトにある、セルフチェックテストをしてもらうと、「病院に行った方が良い状態だ」と言います。


もちろん彼の両親にも報告済み。たまたま、フロリダ州(現在コロナのホットスポット!)のマイアミに引っ越した母親が、2週間の予定でニューヨークに来ていたのですが、コロナ患者には家族も会えないのが辛いところ。本当だったら自分たちで息子を看病して欲しかったのはもちろんです。彼の主治医は娘と共通で、近所にあるミニセレブになったフランス人の小児科クリニック。金曜の夜なので、連絡しても埒が明かないのはわかっているので電話しませんでした。


クエンティンは、以前肺炎で死にそうになったこともあるそうで、両親は慌てふためいている、という娘の報告。父親に頼まれて、階下にある24時間営業(便利です!)の薬局からパルスオキシメーター (血中酸素濃度測定器) とやらを私が買ってきました。約7千円の小さな機器です。もしかしたらすでに感染しているかもしれない私が買いに行くのは気がとがめたのですが、仕方がありませんでした。


数値は幸い救急車を呼ぶほどではなかったので、その晩は痛み止めを飲ませて様子を見ることにしました。

娘が彼といてくれたのは、不幸中の幸いです。私はマスクをしていても近寄らない方が良いですから。


彼の熱は翌朝は下がっていましたが、体はまだ痛いそうで、「首が回せない」と。マスクをダブルにしてちょっと覗いてみましたが大丈夫そう。娘の方は、2日目からは何の症状もなく、「きっと若いからだな」と安心しました。コロナに感染した上で無症状なのであれば、これで抗体が出来てくれる、と思いましたね。娘も "I hope so! " (そうだといいな) と言っていました。


4日目になると、完全に回復に向かっているのがわかり、彼の食欲が急に増しました。

12日間介護をして大変だったのは、三度三度の食事の支度。プラス間食も。毎回の食事は、大きなトレイにのせてドアの前に置きました。男の子がいるお宅はご存知だと思うのですが、いや〜食べること食べること! それまでは、「なんちゃって同棲」の現実をわかってもらうために、出来るだけ自分たちで食料品を買い、自分で料理をしてもらっていたので、ここまでとは知りませんでした。


トップの写真はある日の朝食の例。ふたりは好きなものが違うし、嫌いなものは手をつけないで戻します。「出されたものは残さず食べる」ように教育された私の世代では考えられないですけど、朝から、そして飲み物だけでもデリバリーを頼んでしまう世代ですから仕方がありません。これには昔は頭にきていましたが、娘が高校生の頃にさっさと諦めました。


"What do you have?" (何があるの?)

"What are you cooking?" (何を料理しているの?)


と毎回聞かれるのは面倒だし、彼らが食べたいもの(大量の澱粉ものと牛肉と全て太りそうなもの)は私と食べたいもの(野菜中心)が全く違うし、私が絶対に買わないような所謂ジャンクフードも好きだし、2人分の材料があるものだけ作っていると食材が残るし、で、毎日のメニューをスマホのノートでシェアして、それぞれ食べたいものを注文してもらうことにしました。娘が小さい頃に、お友達が遊びに来た時は、Coco's Kitchen と名してメニューを作ってあげて選ばせるととても喜んでくれたんです。これが大成功! 喜んでもらえただけでなく、私は考える手間が省けてグッと楽になりました。


毎回、旅館を経営しているごとく、チャチャッと料理して運びました。


私の彼氏は2回、ワインを含めた差し入れをしてくれてありがたかったです。玄関でマスクをしたままで5分ほどだけ会いました。


ふたりは数日前になると、もう病気でもないのにひと部屋にいるのは流石に辛くなった様子で、娘が「外を散歩したい。マスクをしていれば大丈夫だ。」と主張し、悩んだ末に、夜遅く、エレベーターを使っている人たちが少なそうな時間帯に散歩することを許しました。そうしたら、Citiバイクに乗ってサイクリングしてきちゃった様子。二人ともアスリート系なので、エネルギーが有り余っていたのでしょうね。あ〜あ、いいのかな〜。もう分かんない〜!どうせアメリカ中に、無責任にもウイルスを撒き散らしている人たちが沢山いるのだから、と自分を納得させました。


って感じで過ごした12日間でした。


クエンティンの症状は、コロナでなかったとしたら何だったのか? インフルエンザの時期でもないし。

彼の家族は、「杏奈と一緒にもっと長くいたいための仮病ではないか。」と失礼なことを言っています。流石にそれはないでしょう! それより、菓子折りのひとつでも持ってお礼の挨拶に来なさい!2ヶ月間あなたたちの息子を預かっただけでなく、献身的に看病したのですよ!でも、こっちの人は、それをしないんですよ。娘の親友の女の子なんて、高校時代は毎週末うちに泊まってご飯食べさせてましたが、お礼のひとつも無し!昔はアメリカ人のマナーの欠如に頭にきていましたが、もう慣れました。


クエンティンの自己診断は、Meningitis (メニンジャイティス)=髄膜炎ではないか、と。日本語では聞いたことがなかった病気ですが、調べると、なるほど!症状があっている、と思いました。


考えてみると、二人とも匂いや味がわからなくなることはなかったのです。これが決め手かもしれませんが、コロナは無症状の人も多いということですから、検査しない限りわからず面倒ですよね。


これで私は彼氏にも会えるし、お習字教室にも行かれるし(3週間前から再開してます)、外食できるし嬉しいな〜! 


クエンティンは今週の金曜日に、マイアミにいるお母さんとお姉さんのところに発ちます。フロリダ州は、現在コロナのホットスポット!大丈夫かな〜。娘はまだお友達と安心して会うことも出来ずに退屈しそうだな〜。8月はハワイでのバケーションを希望していたのですが、それは不可能となりました。


今後も長く続きそうなコロナ禍。お互いに健康に気をつけると共に、コロナ疲れしないようにしましょうね。


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