ニューヨークのココマスダ です。
今月の15日までだったニューヨーク州の "NYS on PAUSE" こと
「自宅待機令」が、今日、さらに2週間、29日まで延長されました。
あ〜。
予想はしていましたが、
レストランや店舗を経営、そしてそこで働いてきた人たち、
本当にお気の毒。
自宅待機が出来る一般市民は、出来るだけ冷静に、
感染を防ぎ、感染していても自覚症状がない場合が多いですから、
心と体の健康を保って生活を続けていかなければなりません。
さて、コロナウイルスの感染が報道されるようになってから、
生活必需品や食料品の買い占めが始まり、
いつも長蛇の列が出来るようになってしまったのがトレーダー・ジョーズ。
1967年にカルフォルニアで創業したこのチェーンは、
手頃な価格でオリジナルな商品が多い事で
熱狂的なファンが多いスーパーで、現在は全米に500店あるそう。
普段でもレジに行くには長い列に並ばなければならないことが多いのです。
うちから一番近いのはソーホー店 (スプリング・ストリート)。
歩いて行くにはちょっと遠いので、
リュックを背負って自転車に乗って
隔週一回ほどの頻度で買い物に行く店です。
まだ結婚していた頃は元夫と車で行き、
ひとりはレジの列に並び、もう一人は商品を集めに行く、
というチームプレーで買い物をしたものです。
私は列に並ぶのが大嫌いなので、
ここ一ヶ月ほどトレーダー・ジョーズには行かれず、
キッチンの常備品が無くなってきました。
例えばトレーダー・ジョーズオリジナルのレモンペッパー。
黒胡椒の粒とレモンピール、岩塩等がミックスされていて美味しい!
これとオリーブ油さえあれば、鳥のもものグリルがグルメの味に!
よくお土産にも買って行きます。
今チャチャっと検索したら、
日本のEbayで3倍以上の値段で売ってる人がいますね!
で、コロナ状況が始まってから、
コロナに感染したら危ないシニアの安全を守るために
早朝に60歳以上の人だけお買い物ができる
シニアアワーが導入され、
私が知る限り、最初に始めたのがホールフーズ。
日本でもコストコとかでやっているみたいですね!
日本はシニア人口がダントツに多いですから、
時間が長くないとだめですね。
トレーダージョーズはやらないのか、と待ち続け、
やっと始まったのが3月30日。
やった〜!
私、去年還暦になりましたので、利用できるんです!
嬉しい。
「私はまだシニアじゃない」とか言って、
こういうのを避ける人も多いですが、
私は利用できるものは多いに利用します。
Why not?
利用しないから若く見えるわけでもないし。
誇りを持ってシニアのお仲間入りです。
トレーダージョーズのシニアアワーは午前中の8時から9時。
で、先週の木曜日、4月2日に行ってきました。
着いたのは8時半前で、店の前にはもう列が出来ていました。
一目で若い人たち、とわかったので、入り口前の係員に、
「シニアなんですが、、、」と言うと、
"What? You are a senior?
You look like only 25 years old."
「えっ、君がシニア?
25歳ぐらいにしか見えないけど。」
ふふ、お世辞でも嬉しいですねぇ〜。
"May I show you my ID?"
「ID (身分証明書)見せましょうか?」
"That's OK. I trust you. Go ahead and enter."
「いや、いいよ。君を信用するよ。
どうぞ、入ってください。」
列を横目に入店。VIPみたい〜。
店内には、マスクと手袋をし、てきぱきと働いている従業員以外、
数人の客しかいません。
素晴らしい〜!
これだったらソーシャル・ディスタンシングも楽。
ちなみに、シニア人口が多い(と思う)
アッパーウエストに住んでいる友人の報告では、
シニアアワーでも20分ぐらい待つそう。
ソーホーは基本的にショッピングエリアなので、
その近辺では現在極度に人口が減っているかも。
車で行かれる郊外だと、さらに混んでいるかも、ですね。
少しでもラッキーな事があるとありがたく感じるこの頃。
これからも利用させていただきます。
Comments