子供を産めなくても母親にはなれます。


ココマスダが娘を肩車にしている写真
私と違って色が白い娘が2歳半の頃

こんにちは、ココマスダです。


先日、朝日新聞で歌手の大黒摩季さんの記事を読みました。


何度か妊娠に成功したけれども、どの命も続かず、最後は代理母による出産という選択肢を選び、受精卵を凍結して海外の代理母のもとへ送り出した、と。でも最後の望みが実を結ぶことはなく母親になることを諦めたそうです。そして、歌手として生きることによって自分が感じたことを社会に伝えることで、女として生まれてきた意義がある人生を送れると思っている、と。


朝日新聞の有料購読をしていないと読めないとは思うのですが、その記事は↓

『自分の子宮に「ごくろうさん」 大黒摩季が見つけた女を生きる意義』


私は日本を長く離れているので、皆さんが当たり前にご存知の有名人を知らないことが多く、大黒さんのことも知らなかったのですが、YouTubeで彼女の歌を聞きコメントも読むと、彼女の歌が多くの人を勇気づけ、救っていることは確かです。なので、大黒さんがおっしゃっていることは確かだ、と思います。でも、「2人で生きていこう。」と言ってくれたご主人とも、子供を産めない申し訳なさから離婚なさったそうで、彼女は母親にならなくて本当に良かったのか、と考えてしまいました。


大黒さんが子供が欲しくて苦しんだ過程を読んで、涙が溢れてきました。私も同じだったから。

妊娠は出来たのに、授かった命は続かなかったから。


その頃のことは、以前の投稿で書きました。→ 私の娘は養子です。その2


私も大黒さんと同じく、一旦は子供がいなくても幸せな人生は送れると思い、仕事に集中する数年を過ごしましたけど、元夫は私の気持ちに優しくなかったし、スーパーで子連れの女性を見ただけで涙が溢れてくるし、結局精神がボロボロになって、自分は母親にならなければ幸せになれない、自分の血を分けた子を育てなくてもいい、私を必要とする子を育てればいい、と思い養子縁組の申し込みをする決心をしました。


私自身は、代理母に頼んでの出産という選択肢は全く検討しませんでした。それを選択する人が間違っているとは全く思いませんが、そこまでして自分の血を継ぐ子を授かる意味を私は感じなかったし、今も同じ考えです。世界中に親を必要とする子達が五万といるのだから、その子達を育ててあげたほうがいい、と思います。


元夫は養子を受け入れることを簡単に承諾。彼は元々子供は出来ても出来なくてもいいと思っていたし、「男は自分が子供を産むわけではないから、他の男によって孕んだ妻に騙される場合もあるし、血が繋がっているかどうかはあまり関係ないんだよ。」と言ってましたけど、う〜ん、そうかな、それは人それぞれでしょうね。


そんな事情で養子として迎えた娘を育てて、私は母親になれました。それは奇跡のようにありがたい出来事でした。もちろん娘の子育ては大変だったし、仕事をすることが難しくなって経済的に苦しくなったりもしたけれど、人生で一番充実した時期でした。彼女が二十歳になった今でも子育ては終わってません。母親としての喜びも悩みもずっと続くのだと思います。


娘に対しては、「ママをお母さんにしてくれてありがとう。」と思っていますが、普通の親のように不満もあるし、養子だからと言って特別な関係ではありません。


人の人生は千差万別。血を分けた子を授かってもどんな子が生まれてきてどんな風に育つかかわからないし、養子を迎えても同じこと。子供を授かったから幸せになれるとは限りません。


自分の血を分けた子を授かれない方は、養子を迎えましょう!なんて簡単には言えませんが、母親になるにはこんな選択もありますよ、ということだけ知って、検討して欲しいな、と思います。





閲覧数:185回

最新記事

すべて表示